納期は、原稿改定後サンドブラストで1週間、レーザーまたはカラー印刷で2週間が目安です。

受賞コメントを成功させるための
ポイントを
例文を交えてご紹介

永年勤続表彰制度多くの企業で導入されている社内表彰制度では表彰式が行われ、そのプログラムの一環として会社への感謝や意欲を伝える「受賞コメント」というものがあります。

本記事では、受賞コメントを成功させるポイントを解説していきます。どのポイントも重要な部分となりますので、受賞コメントを控えている方はぜひ参考にしていただければと思います。

目次
  1. 受賞コメントにルールはあるの?
  2. 受賞コメントで意識するポイント
    1. 起承転結を明確に!
    2. スピーチ中の姿勢に気を付けよう
    3. 表彰される喜びと日ごろの感謝を伝える
    4. これからの目標や抱負についても言及する
  3. 受賞コメントで意識するポイント
    1. 起承転結を明確に!
    2. スピーチ中の姿勢に気を付けよう
    3. 表彰される喜びと日ごろの感謝を伝える
  4. 受賞コメントで意識するポイント
    1. 起承転結を明確に!
    2. スピーチ中の姿勢に気を付けよう
  5. 受賞コメントで意識するポイント

受賞コメントにルールはあるの?

従業員たちのモチベーションや会社の方向性を浸透させるなど、さまざまなメリットを持つ社内表彰制度。社内表彰には、永年勤続表彰や営業優秀者表彰などいろいろな表彰内容が存在します。

では具体的にいつ、どんな受賞コメントをするのかルールはあるのでしょうか。

基本的に表彰コメントや表彰内容のルールはそれぞれの企業で決めるので、受賞コメントについてもルールが明確に存在するわけではありません。

ですが、きちんと表彰式という形で社内表彰を行っている場合、受賞の際にひとことコメントをしたり、お礼を述べたりすることが多いと思います。

その際、感謝の気持ちやこれからどのような取り組みをしていくかを明確にコメントすることで、表彰式に出席している上司にやる気や熱意をアピールできます。

逆に、表彰された際コメントを求められて何も言えなかったり、準備していなかったりすると周りからの評価が下がってしまうこともあるかと思います。

受賞コメントが絶対にある、コメントの内容に明確なルールがある!というわけではありませんが、きちんと準備しておくことをおすすめします。

社内表彰の受賞コメントについてのルールをご紹介しました。受賞コメントは、賞をとった後のあなたの印象を決める大切なイベントとなります。賞をもらって満足するのではなく、コメントの準備もしっかりしておきましょう。

ですが、実際に表彰されるとどのような受賞コメントをすれば良いのかわからない方も多くいると思いますので、ここからは受賞コメントで意識したいポイントについてご紹介します。どのポイントも基本的な部分となりますので必ず知っておきましょう。

受賞コメントで意識するポイント

ここでは、受賞コメントで意識するポイントを大きく分けて4つご紹介していきます。感謝を伝えることやこれからの目標を伝えるなど簡単に準備できることを解説していきますので、受賞コメントで悩んでいる方は参考にしていただければと思います。

起承転結を明確に!

起承転結とは

起承転結について軽くご紹介しますので、考える前に目を通しておきましょう。

  • これから伝える内容の始まり。
  • 起の深堀り、展開する。
  • 話のヤマに入り、結につなげる。
  • 話をまとめて結論を述べる。

これを表彰式に例えてみると

  • 表彰式を開いてくれた素直な気持ちや感謝を伝えるパート。
  • 受賞した賞についてのエピソードを紹介するパート。
  • 上司や後輩などの周囲へのお礼を伝えるパート。
  • 今後ともよろしくお願いしますと締めくくり、再度表彰式の感謝を伝えるパート。

というような感じの構成になります。

このように考えることで相手にも伝わりやすくなるはずです。

起承転結の必要性

起承転結を明確にしないと前置きが長くなり、聞いている人も飽きてしまいます。そのほかにも自分が言いたいことだけをただ話すだけでは、相手に内容が伝わらない場合もあります。

そのため、受賞コメントの内容を考えるときは起承転結が明確になっているかを意識してみましょう。いきなり本番で起承転結を意識することは難しいことなので、前もって原稿を準備したり、日ごろの会話で意識して起承転結を心がけてみましょう。

スピーチ中の姿勢に気を付けよう

受賞コメントでは多くの従業員の前で行うことが多いです。腰が曲がっていたり、不安そうな顔をしていると聞いている相手も不安になってしまいます。姿勢を正して堂々と臨むことが大切です。

姿勢は、壁にかかと、お尻、肩、後頭部を付けて、一歩前へ出た姿がスピーチの時の正しい姿勢です。
長時間維持できるように練習してみてください。

自信に満ち溢れた姿勢で受賞コメントを行えると相手も選んでよかったと思ってもらえるはずです。

表彰される喜びと日ごろの感謝を伝える

喜びを伝えてみよう

受賞した喜びを伝えるのは大切なポイントの1つです。会社から自分の頑張りを認められたということなので素直に喜びましょう。喜ぶポイントとして受賞のお知らせを聞いた時の心の状況などを伝えると、相手にも伝わりやすくなるはずです。

周囲の方たちへの感謝を忘れずに

自分の頑張りが表彰されて当然といった気持ちで望むのは控えましょう。仕事は常にチームで行っています。この受賞は自分だけの力だけではないので、上司や同僚、後輩などいろいろな人が支えてくれていたことを思い出しながら感謝を伝えましょう。

これからの目標や抱負についても言及する

受賞コメントでは、表彰式や周囲の方への感謝以外にもこれからどのように取り組んでいくのかを伝える場面でもあります。

今回の表彰式は通過点ということ認識し、今後はどのような活躍がしたいのか具体的に伝えると向上心がある人材と期待され、上司や先輩方にもアピールできます。

これからの目標を伝えるパートは、起承転結の「結」の部分です。最後のあいさつに含めることを忘れないようにしましょう。

受賞コメントで意識するポイントについてご紹介しました。簡単に意識できること、準備しておけばできることが多いと思いますので、期待される人材になれるように実践してみてください。

次に受賞コメントの例文をご紹介していきます。まだ受賞コメントの内容がイマイチつかめていない方は、ぜひ参考にしていただければと思います。受賞した表彰内容によって多少異なる場合がありますので、表彰ごとに分けてご紹介していきます。

お礼・あいさつの例文を見てみよう

ここでは受賞コメントの例文をご紹介していきます。受賞した表彰内容や立場によって異なる部分がありますので、分けてご紹介していきます。起承転結にも注目し、自分の目標を当てはめて考えてみてください。

新人社員の場合

  • この度は、輝かしい賞を頂戴し誠に光栄に思います。
  • 入社以来多くの先輩方に時に厳しく、時に温かくご指導頂いたおかげだと存じます。
  • この賞は、皆様のご協力があってこその賞だと思っております。これからも初心を忘れることなく、会社に貢献できるよう精進して参ります。
  • 今後の目標につきましては、〇〇に力を入れたいため〇〇を目標にしていきたいと思っております。至らない点ばかりですが、どうか今後とも、ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

新人社員は、新しいことが多いので、終わりのあいさつに今後はどのようなことをしてみたいかやどのような人のようになりたいかなどを理由を含めて伝えてみましょう。

社歴が長い場合・中途社員の場合

  • 本日は、私のためにこのような盛大な表彰式を催していただき、誠にありがとうございます。
  • 今回、〇〇賞を受賞するために日々の業務に尽力してきたので、とても感動しています。入社して間もないころは、先輩の後をついていくのがやっとの毎日でした。しかし、先輩方から仕事の基本を熱心にご指導いただき、ようやく一人歩きできるようになりました。
  • 私がこのよう喜びを得ることができましたのは、よき先輩のご指導とよき同僚に恵まれたおかげだと思っております。本当に心から感謝を申し上げます。
  • 今後は、〇〇に力を入れて行きたいと思っておりますので、今後も皆様のお力添えを頂き、これまで以上に一生懸命仕事に尽力していきます。本日はありがとうございました。

このようにエピソードを入れることで「ここまで成長しました!」ということを上司や先輩方に伝えることができるので、具体的な思い出エピソードを入れるとなおよいと思います。

永年勤続表彰の場合

  • 今回、永年継続社員としてこのような場を設けていただき誠にありがとうございます。皆様の暖かなお言葉や記念品までも頂戴いたしまして、心から感謝しております。
  • 勤続〇〇年と受賞のお知らせを頂き、改めてその歳月を実感いたしました。今でも入社した時のことが鮮明に蘇ります。多くのことを学び、多くの出会いがありました。これらは私の大切な思い出です。
  • ここまでこれたのも、日々皆さんのおかげだと感謝しております。これからも変わらずに、ご支援賜りたく思います。
  • 次の勤続〇〇年を目標にこれからも精進して参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。この度は、本当にありがとうございました。

永年勤続表彰の場合は、これまでの思い出を交えてコメントしてみましょう。目標設定は、次の勤続年数を定めることをおすすめします。

さまざまな場面での受賞コメントの例文をご紹介していきました。
起承転結に注目していただけたでしょうか。難しく考えてしまいがちですが、例文を見てみると簡単に作れるということが分かったのではないでしょうか。
今回ご紹介した例文を参考に受賞コメントの内容を作成してみてください。

また、受賞コメントをしたら終わりではありません。お祝いのメールをいただいたり、社内表彰に出席できなかった時のためにメールで受賞のお礼を送るときの注意点についてお話します。

メールで伝えるときの注意点を知っておこう

メールでお礼をするときの注意点は、大きく分けて2つあります。メールでお礼を言いたいときに知っておかなければならないことなので、目を通しておきましょう。

受賞3日以内に必ず送る

メールでお礼をするときの注意点は、大きく分けて2つあります。メールでお礼を言いたいときに知っておかなければならないことなので、目を通しておきましょう。

わかりやすく簡潔に文章をまとめる

感謝の気持ちを文字に込めると、どうしても長くなってしまいがちです。文章が長くなりすぎてしまうと伝えたいことが相手に伝わらない場合があり、印象を下げてしまう可能性があります。読み手のことを考えてわかりやすく簡潔に文章をまとめることが大切です。 受賞のお礼をメールで伝える場合は「受賞後3日以内」「読み手に伝わるよう簡潔に文章をまとめる」ということが重要事項となっています。メールで送る際は2つの注意点を意識してみてください。

受賞コメントは準備が必要

準備をすることなく表彰式を迎えると、頭が真っ白になって失敗してしまう可能性があります。大事な場面となりますので、受賞コメントを行う際の準備が必要です。 そのためには、今回ご紹介したポイントを意識しながら受賞コメントの内容を考えてみましょう。新人賞や永年勤続表彰など表彰の対象になる方によって受賞コメントの内容に違いがみられます。自分自身の賞に合った内容か確認して周囲の方たちから「しっかり者だな」「さすがだな」と思われるように準備をしておきましょう。