知っておくべき社員表彰の必要性
そもそも社内表彰って必要なの?
ひとつ問いかけてみます。あなたがあるプロジェクトで仕事をがんばり(多少の残業もあるでしょう)、成果を上げて、そのプロジェクトを大成功に収めました。
しかし、誰もほめてくれず、昇給やインセンティブも無く「まあ、当たり前でしょ、さっ、次の案件お願いね」と。すると、大した達成感もなく、「この会社にずっといていいのかな」という迷いの中、惰性でこのまま働き続ける。。
しかし、これが社内表彰があるとどうでしょう。
プロジェクトのチームリーダーとして、優秀賞を表彰され、周囲からも褒め称えられ、高い達成感を得れるはずです。チームメンバーもその人を見て「いつか私も」と、後に続くものが現れるはずです。そう、社内表彰で得られるもっとも大きな効果は
「社員のモチベーション向上」なんです。
本当に心に響く社内表彰
社内表彰されたといっても、本当に心に響かないとモチベーションの向上に繋がらないこともあります。例えば、社長から表彰状やありがたいお言葉を頂戴する時に、定型文の棒読みだったり、名前や内容を間違えられたり、「やっつけ仕事」で行われても。。。と、いうケースがちらほらあります。
しかし、事前に社長命令でどんな仕事をしたか、どんな成績だったかなどヒアリングを行い、表彰時、個人個人違う内容で表彰されたらどうでしょう?「社長に認められた」「私のことちゃんと理解してくれているんだな」と次に繋がるモチベーションが生まれてくるはずです。
社内表彰で得られる幸福感や承諾性
実は、社内表彰されて特にうれしくない、自分は必要とされているんだという承諾性など、アンケートによるとあまり得られていないという結果もでています。
しかし、それは社内表彰制度に問題があるわけではないのです。
それは離職をする理由には、様々なケースと因果関係があるからです。社内表彰されても職場環境や労働時間や福利が最悪だとそりゃあ社員のモチベーションはそう簡単には回復できません。
まずは、職場の環境を整備して、プラスアルファで社内表彰制度などを実施することが大切です。あくまで、社内表彰は社員を評価する手段のひとつと捉えておいてください。
まとめ
社内表彰制度を活用してる会社は、企業取り組みの可視化ができ、ちゃんと評価してもらえることで社員のモチベーションがUPし社員と会社の信頼感が高まるなど多くの効果があります。
このように社内表彰は、実は、企業成長率に密接に関係しており、こういった取り組みが多ければ多いほど社員同士のコミュニケーションが良好で会社の成長率も高い傾向が見られます。
みなさんも積極的に社内表彰制度を活用してみてはいかがでしょうか?