表彰式を彩るBGMをご紹介！著作権の注意点も併せて解説

人に与える効果

BGMには耳から脳へ伝わり、体や心に影響を与える効果があります。具体例をまとめましたので、人に与える影響を確認してみましょう。

・心が明るくなる：BGMを聞くことで記憶や感情に影響を与え、楽しかった思い出に浸ることで心が明るくなります。

・リラクゼーション効果：心地よい音楽は不安や緊張を落ち着かせ、リラックスできます。

・やる気が出る：リズミカルな音楽は無意識に体が動き出したり、自己肯定感を高める効果もあります。

体に与える3つの効果をご紹介しました。日常生活でもBGMは、重要な役割があることがわかりました。
次は、表彰式にはどのような効果が期待できるのかをご紹介していきます。

表彰式に与える効果

表彰式でもフォーマルな雰囲気作りや心の状態にも影響を与えるほどBGMは重要な要素です。主に以下の3つが挙げられます。

・表彰式の雰囲気が明るくなる：BGMがあることで表彰式の雰囲気が明るくなり、受賞者にも「頑張ってよかった」といった良い影響を与えます。

・感動的な思い出になる：表彰に効果的なBGMを取り入れることで、受賞者の気持ちが高まり、感動的な思い出になります。

・受賞されなかった従業員のモチベーション向上：クオリティの高い表彰式は、表彰されなかった従業員たちにも選ばれたいという意識を与えます。

表彰式に与える効果の具体例をご紹介しました。BGMには式を盛り上げる効果やモチベーション向上などさまざまな効果があることがわかりました。

では、BGMが無い場合はどうでしょう。静かで味気が無く、どことなく寂しい感じがします。表彰される従業員たちも「認められているのかな」「表彰されたのに盛り上がらないな」と感じてしまうはずです。

表彰式を行う際は、効果的なBGMを取り入れて感動的な表彰式にしてみましょう。

表彰式に効果的なBGMとは一体どのようなものでしょうか。次にご紹介していくのは、BGMの種類や表彰式におすすめのBGMです。表彰式で盛り上がるBGMを探してみましょう。

序盤

・王宮の花火の音楽
5つの楽曲で構成されている荘厳で華やかな曲。表彰式の雰囲気に合わせてチョイスしてみましょう。

・ワルキューレの騎行
カップ麺のCMでも使われた曲。注目度の高い表彰式を演出したい時にぴったりで、耳に残るメロディーが特徴的です。

・栄光をたたえて
祝典のための行進曲として愛されている曲。上品なメロディーは、表彰式のクオリティを高めてくれます。

中盤

・見よ、勇者は帰る
卒業式で多くの方が耳にしたことがある曲。落ち着いたクラシックは、表彰式にぴったりです。

・ハレルヤ
明るいメロディーが特徴的な曲。勇ましさのイメージがあり、フォーマルな表彰式におすすめです。

・Chariots Of Fire
イギリスで放映された映画「炎のランナー」のテーマ曲。ゆっくりとしたメロディーが特徴的で、時間をかけて盛り上がる表彰式によく合います。

・End Titles
映画「ショーシャンクの空に」のエンディング曲。壮大なメロディーは、表彰時に流すBGMに最適です。

終盤

・エトピリカ
葉加瀬太郎の代表作のひとつ。上品でゆったりとしたメロディーは、感動的な表彰式と相性抜群です。

・ニムロッド
落ち着いた場面と心が熱くなる場面などメリハリを付けられる曲。幅を利かせた表彰式におすすめです。

表彰式で使えるBGMをご紹介しました。以上のBGM以外にも音楽サイトで表彰式にあった曲が多くあります。一度探してみると企業にあったBGMが見つかるかもしれませんよ。

たくさんの曲を見ていると、表彰式で使われる曲数も気になりますよね。次は、表彰式で使用する曲数の目安について解説します。

曲数の目安は表彰式の場面によって決まる

曲数の目安は、表彰式の場面によって用意することになります。基本的には、以下の6つの場面に分けられると思います。

主な場面
・入場
・始まりのあいさつ
・表彰
・受賞コメント
・終わりのあいさつ
・退場

1プログラムに3〜4曲ほどと考えておくと余裕がありそうですね。
企業によっては、サプライズ演出などオリジナルなものが入ってきますので、表彰式のプログラムを確認しながら曲数を決めてみましょう。

表彰式のBGMを使用する時に注意しなければならないのが著作権です。次にBGMの著作権について解説していきます。

社内表彰イベントでもお金はかかる？

著作権とは、購入した音源を購入者が聞いて楽しむ場合は問題はありません。ですが、イベントで使用する場合は音楽の著作権を取り扱うJASRACに申請し、使用料を支払う必要があります。

ただし下記の項目に当てはまる場合は、JASRACへ使用料を支払わずに使用できます。

（1）福祉施設での利用
（2）医療施設（医療法・介護保険法に基づく施設）での利用
（3）教育機関での利用
（4）事務所、工場等での主として従業員のみを対象とした利用
（5）露店等での短時間で軽微な利用
引用:JASRACへの許諾手続きが不要なBGMの利用方法

社内表彰は4番目に当てはまっているので、使用料を払わずBGMを使うことができます。
使用料を払う必要のない楽曲も利用の申請が必要な場合があります。申し込みから許可が下りるまでかなりの時間がかかると言われているので、社内イベントを計画する際は早めに手続きすることをおすすめします。

どうしても著作権を気にすることなくBGMを使用したい場合は、次の方法を検討してみましょう。

著作権フリーのBGMを使用する

著作権が切れているBGMを使用することで、著作権を気にすることなく表彰式を行うことができます。
おすすめのBGMをご紹介した中にも著作権フリーのバージョンもありますので、BGMのクオリティを心配する必要もありません。

BGMをうまく使って表彰式を感動的なものにしましょう。

業務が忙しく選曲をしている時間がとれない場合は、アウトソーシングしてみてはいかがでしょう。
選曲の手間を省く以外にもさまざまなメリットもありますので目を通してみましょう。

アウトソーシングとは？

アウトソーシングとは、社内の業務を一部外部に委託することです。
音楽監修以外でもさまざまな場所で活躍されていて、人材派遣と共通しているところがありますが、両社の仕組みに違いがあります。派遣先が指示する人材派遣とは違い、アウトソーシング会社が雇用と指導を行っています。そのため、外部の専門技術や最新のスキルなどを持っていることが多いです。また、従業員の採用コストや毎月の給与、設備投資にかかる費用を抑えることができるため、人件費や固定費の削減につながるメリットもあります。

音楽監修を依頼するメリットは？

音楽監修を依頼できるアウトソーシングのメリットをご紹介しますので、BGMで悩んでいる方は確認してみてください。
音楽監修を依頼するメリットは、以下のものが挙げられます。

・BGMや効果音の選定の手間が省ける
・オリジナルのBGMの使用・制作を依頼できる
・表彰式当日の音出しも任せられる
・スピーカーやミキサーなどの音響機材をレンタルできる

音楽監修を依頼することで、以上のメリットを得ることができます。
音楽の監修を任せることによって著作権問題も解決できるので、選曲に悩んでいる方にもおすすめです。