表彰にまつわる呼び方まとめ
表彰によく使われる言葉とは?
表彰といっても、その中に感謝状や受賞など様々な言葉があり、それぞれに違った意味があります。 実際に使われるシーンや意味を正しく理解することで誤解を生まない表彰を執り行うことができますので 以下で紹介する言葉の意味は理解しておきましょう。
表彰と感謝状の違い
国家などの公的機関、会社や企業などが職員・外部社員、つまり個人への功績・実績を称え、授与することを『表彰』と呼び、 永年勤続の功労、職員の退職や退任などの時に日頃言葉で伝えている感謝の気持ちを「感謝の意を表す」ものを『感謝状』と呼びます。 似たように聞こえるかもしれませんが、厳密には異なりますので注意が必要です。 また、他界した功労者・故人への遺業を表彰する場合は『顕彰状』と呼びます。
表彰を授ける場合の表記
①授与
一般的にに公的機関や企業の部内表彰に用いられます。
基本的に上の立場から下の立場に送られる際に使用されます。
②授賞
賞を授かったという意味。賞状の文言として用いられることはあまりない。
③贈呈
一般的に、感謝状などの部外表彰に用いる表現として使われます。
感謝状として、記念品を贈呈するなど。
卒業証書、贈呈とは言いませんね。
授賞と受賞の違いは?
最後に授賞と受賞の違いを把握しておきましょう。 授賞とは、賞を授けるという意味です。 受賞とは、賞を受けるという意味です。 つまり、賞を与える立場の人は授賞と使い、賞をもらった立場の人は受賞と使います。 式などは、『授賞式』と使い、私は○○賞を受賞したことがあるなどは受賞を使います。